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この記事ではアカナクラシックレッドの給餌量について解説しています。
アカナクラシックレッドの給餌量は、公式サイトでおおまかな目安が記載されています。
また、より詳細な給餌量については、計算によって求めることも可能です。
ということで給餌量の目安や計算方法などをこの記事で紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください!
目次
正規代理店に記載のアカナクラシックレッドの給餌量
犬の体重 | 活発度 | |
---|---|---|
高い | 低い | |
2kg | 40g | 30g |
5kg | 120g | 60g |
10kg | 180g | 120g |
20kg | 280g | 180g |
30kg | 390g | 240g |
40kg | 480g | 320g |
50kg | 560g | 360g |
アカナ公式サイトでは、犬の体重や活発度をもとに給餌量の目安を計算するツールが用意されています。
上にまとめた表は実際に計算した結果をまとめたものです。
まずは上の表を参考にしながら、給餌量の目安を把握しましょう!
ただ、上記の給餌量はあくまで大まかな目安です。
体重や犬の成長度合いなどをもとに、より正確な給餌量を把握したい場合は、次に紹介する計算式によって給餌量を明確にするといいでしょう。
計算式によってアカナクラシックレッドの給餌量を求める3ステップ
給餌量を求める手順
アカナクラシックレッドの給餌量を求める手順は、上記の3ステップです。
それぞれ順番に解説していくので、正確な給餌量を求めたい方はチェックしてみてください!
①RER(安静時エネルギー要求量)を求める
体重(kg) | RER(kcal) | 体重(kg) | RER(kcal) |
---|---|---|---|
1 | 70 | 16 | 560 |
2 | 118 | 17 | 586 |
3 | 160 | 18 | 612 |
4 | 198 | 19 | 637 |
5 | 234 | 20 | 662 |
6 | 268 | 21 | 687 |
7 | 301 | 22 | 711 |
8 | 333 | 23 | 735 |
9 | 364 | 24 | 759 |
10 | 364 | 25 | 783 |
11 | 423 | 26 | 806 |
12 | 451 | 27 | 829 |
13 | 479 | 28 | 852 |
14 | 507 | 29 | 852 |
15 | 534 | 30 | 897 |
まずは犬の体重からRER(安静時エネルギー要求量)を求めましょう。
上の表を見ながら、体重に該当するRERを確認してみてください。
ただ、計算が面倒かと思いますので、ここでは計算結果のみをまとめました。
②DER(1日のエネルギー要求量)を計算する
DERの計算式
次に上の計算式を使って、DER(1日のエネルギー要求量)を計算します。
RERは先ほどステップ①で求めたものです。
RERに活動係数というものを掛けることで、DERが求められます。
活動係数については以下の表を参考にしてみてください。
犬の種類、状態 | 活動係数 | |
---|---|---|
避妊・去勢していない成犬 | 1.8 | |
避妊・去勢している成犬 | 1.6 | |
肥満傾向 | 1.4 | |
減量 | 1 | |
重篤管理 | 1 | |
体重増加 | 1.2~1.4 | |
高齢犬 | 1.4 | |
子犬 | 離乳期~3ヶ月 | 3 |
4~9ヶ月 | 2.5 | |
10ヶ月~1歳 | 2 | |
妊娠期 | 1~4週目 | 2 |
5~6週目 | 2.5 | |
7~8週目 | 3 | |
産後授乳期 | 4~8 |
※上記の活動係数は「元住吉からき動物病院」の記事を参考にしています。
一例として以下のケースでDERを計算してみました。
生後6ヶ月で体重5kgの子犬のDER
この場合、RERは234kcal、活動係数は2.5なので、DERは以下の通りです。
DER = 234×2.5 = 585kcal
③1日の給餌量を計算する
1日の給餌量の計算式
アカナクラシックレッドのカロリーは1kgあたり3,493kcalです。
なので1gあたり3.493kcalとなります。
では先ほどと同じ子犬のケースで1日の給餌量を計算してみましょう。
生後6ヶ月で体重5kgの子犬の1日の給餌量
この場合、DERは585kcal、アカナクラシックレッドのカロリーは1gあたり3.493kcalなので、1日の給餌量は以下の通りです。
1日の給餌量 = 585÷3.493 = 167g
アカナクラシックレッドを与える際の3つのポイント
アカナクラシックレッドを与える際のポイント
アカナクラシックレッドを与える際には、上記の3つのポイントを意識してください。
ではそれぞれのポイントについて詳しく解説していきます。
①元のフードからアカナクラシックレッドに徐々に切り替える
まず最初のポイントが、元のフードからアカナクラシックレッドに徐々に切り替えるということです。
慣れないフードにいきなり切り替えてしまうと、愛犬は消化不良や下痢などを起こす可能性があります。
ですので以下のようなイメージで、アカナクラシックレッドの量を少しずつ増やしながら慣れさせていくのがいいでしょう。
元のフード | アカナクラシックレッド | |
---|---|---|
1日目 | 90% | 10% |
2日目 | 80% | 20% |
3日目 | 70% | 30% |
4日目 | 60% | 40% |
5日目 | 50% | 50% |
6日目 | 40% | 60% |
7日目 | 30% | 70% |
8日目 | 20% | 80% |
9日目 | 10% | 90% |
10日目 | 0% | 100% |
上記はあくまでイメージです。
愛犬の様子を見ながら、1~2週間かけてアカナクラシックレッドに切り替えるようにしてみてください。
②子犬の場合はアカナクラシックレッドを与える回数を増やす
アカナクラシックレッドを与える際の2つ目のポイントですが、特に子犬の場合は与える回数を増やすようにしましょう。
というのも子犬は消化器官がまだ弱く、一度に大量のフードを食べると消化不良を起こす可能性があるからです。
また、子犬は空腹によって低血糖症にもなりやすいため、こまめにフードを与えることで低血糖症を防ぐ目的もあります。
ちなみにフードを与える回数は、以下を参考にしてみてください。
アカナクラシックレッドを与える回数の目安
- 生後10週まで:1日4回
- 生後3~6ヶ月:1日3回
- 生後6ヶ月以降:1日2回
上記の回数に分けながら、1日の給餌量を与えてくださいね。
③便の硬さでアカナクラシックレッドの給餌量を調整する
画像引用元:プロマネージ
上の画像はペット栄養学の世界的権威である「ウォルサム研究所」が公表しているチャートです。
このチャートを見ながら、まずは便の状態をチェックします。
グレード1.5~2.5は理想的な便で、グレード3~3.5も許容範囲です。
ただ、グレード1やグレード4~5に該当する場合は、アカナクラシックレッドの給餌量を見直した方がいいでしょう。
具体的にはグレード1の場合は給餌量を増やし、グレード4~5の場合は給餌量を減らしてみてください。
アカナクラシックレッドの給餌量についてのまとめ
アカナクラシックレッドの給餌量は、公式サイトにて目安が記載されています。
ただ、公式サイトに記載の給餌量は大まかな目安です。
正確な給餌量を知りたい方は、当記事で紹介した計算式を用いて計算してみてくださいね!
なお、アカナクラシックレッドの詳しい製品情報は、公式サイトに掲載されています。
製品情報を詳しく知りたい方は、以下の公式サイトをチェックしてみてくださいね。
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